サンカクノイエ1 (新潟市江南区・W邸)

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サンカクノイエシリーズ第一弾は、Aki Architectural Factoryの設計者の事務所兼自宅。通りから見るフォルムはシンプルな三角屋根が特徴的で、横張りの白いガルバリウムと無垢材の組み合わせがシンプルで飽きの来ないデザインとなっている。

左右に隣家が迫る住宅密集地という土地条件から、両サイドからの日射取得は諦めて、通り側に開く2階リビングとした。また、屋根の北側部分に天窓を設けたことで、安定した明るさを実現している。

玄関を開くと、1階の約半分は靴のまま過ごせる土間になっている。そこは、事務所兼打ち合わせスペースとして、パブリックな用途で使える空間。そのほか、1階奥の採光が得にくい場所には、主寝室と水回りを配している。

らせん階段を上がった先は、天井の高い2階リビング。壁に構造用合板を張ったラフな仕上げが特徴で、自由に棚を造り付けられるなど、カスタマイズしやすい造りになっている。

シンプルなデザイン、高い気密断熱性能、高い耐震性能、拡張性の高いラフな仕上げ…。サンカクノイエのコンセプトが凝縮したシリーズ第一弾の住宅。

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1階の玄関兼事務所。4色に塗り分けられた遊び心あるフローリングを張った。
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開放的な2階リビング。ダイニング横の大型サッシからの眺めもいい。
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ステンレスのオープンキッチンで空間はすっきり広々感じられる。
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2階の壁の1面は構造用合板でラフな仕上げに。壁の奥には子ども部屋がレイアウトされている。
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2階の階段脇には、シンプルながらも無垢材の温かみあふれる造作洗面台が。
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2階の奥には小屋裏収納へと上がる箱階段が造作されている。
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プライバシーにも配慮したすっきりしたデザイン。
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1階奥にある主寝室。壁・天井を合板仕上げにしている。