※この見学会は終了しました。
こんにちは!昭設計の渡辺です。
12月22日(土)・23日(日)・24日(月)の3日間、
新発田市新富町3丁目で「サンカクノイエ18」の完成見学会を行います!
時間は10:00~17:00、予約は不要です。
今回サンカクノイエシリーズ新発田市初上陸となります!!
いつものようにシンプルな家です。ぜひ遊びに来てくださいね^^
今回の「サンカクノイエ18」の特徴やポイントについて、住宅ライターでDaily Lives Niigataという新潟県内の住宅情報WEBメディアを運営している鈴木亮平さん(学生時代は建築学科で学び、これまで新潟県内の住宅取材を400軒以上してきたライター兼編集者!)からインタビューを受け、分かりやすい記事にしてもらいましたので、詳しくは下記をご覧ください。
では、ここから鈴木さんからのインタビューに移ります。
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鈴木:こんにちは!Daily Lives Niigataの鈴木です!ここからインタビュー形式で渡辺さんからサンカクノイエ18の特徴を詳しく解説して頂きたいと思います。まだ工事中とのことなので、過去の事例の写真を見ながらいきましょう。
まずは今回の土地について教えて頂けますか?
渡辺:はい、元々企業の大きな建物があった場所なんですが、その跡地にできた新しい分譲地の一角なんです。角地ですが、北東側と南東側の道路に接していて、土地の広さは50坪くらいです。建物の延床面積は34坪で、ご夫婦とお子さん2人の4人家族です。
鈴木:50坪は新潟県内の分譲地ではわりと平均的な広さ。延床面積34坪というのも多くの人の参考になりそうですね。外観はどんな特徴がありますか?
渡辺:三角屋根に白いガルバリウム鋼板といういつものスタイルです。ポーチ部分は三角形に切り欠いているので、その部分は「サンカクノイエ6」のような感じですね。
こちらが立面図です。
鈴木:おおー!いつものようにシンプルな外観ですね。2階の十字型の枠がある窓がかわいいですね。この枠は「サンカクノイエ10」でも使われていましたよね。中はどのようになっているんですか?
渡辺:まず玄関ドアを開けると玄関の土間部分が横に広がっていて、そこからまっすぐリビングに行けますが、横から4.5畳の和室に上がることもできる設計です。
鈴木:玄関から和室に直行できるのはいいですね。かしこまった来客を通しやすいですし、招かれるお客さんにとってもリビングに通されるより気が楽ですよね。
渡辺:和室とリビングは隣り合っていて、引き込み式の引き戸を開けると一体にして広く使えます。旦那さんの「畳で寝転がりたい」という希望もあり和室を設けています。
鈴木:かしこまったお客さんが来ることって、そんなに頻度が高いものでもないので、普段は一体にして使えるのはいいですね。
渡辺:それから、キッチンは6畳の広さがあって独立した厨房のようなタイプです。この形は「サンカクノイエ2」でやってから評判が良くて、「サンカクノイエ7」や「サンカクノイエ10」、「サンカクノイエ14」でもお客さんが希望されて取り入れています。キッチンの中はサブウェイタイルで仕上げます。パンを焼くためのオーブンを置くようですよ。
鈴木:この厨房タイプのキッチンいいですよね。家がお店になったようなワクワク感があります。広いので作業もしやすそうですし、リビングやダイニング側に油や水はねがいくこともないですし。
サブウェイタイルだと、壁面は「サンカクノイエ10」のような仕上がりになりそうですね。
床は何を使われるんですか?
渡辺:1階が節ありのメープルで、2階は幅広のパインです。パインはいつもの幅広でゴツゴツしたタイプ。
鈴木:メープルは節ありと節なしで全然表情が違いますよね。僕はこの節ありのタイプの方が個性があって好きです。そして、このパイン。たしかにゴツゴツしてますね(笑)。幅もすごい。足場板に近い印象を感じさせます。
2階はどんな空間なんですか?
渡辺:2階は真ん中の階段を上がったところがファミリースペースになっていて、日当たりがいいのでそこは物干しスペースを兼ねています。旦那さんがプラモデルを作って飾るのが好きなので、窓辺にデスクを造作してそこを作業スペースにします。
ファミリースペースの北東側に寝室・洗面脱衣室・浴室があり、逆の南西側が子ども部屋です。さらにロフトがあるんですが、箱階段で上がっていけるようにしていて、その箱階段が棚を兼ねます。
鈴木:話を聞いてるだけでワクワクしちゃいますね!
渡辺:寝室の壁・天井はラワン合板で仕上げてラフな雰囲気にします。ファミリースペースの壁はラーチ合板にして、さらにボルダリングウォールにして、壁を登ってロフトに上がることもできるようにします。
鈴木:2階は完全なる遊び場ですね(笑)。
渡辺:すごく仲のいい家族なので、ここでワイワイ過ごす姿が目に浮かびます。これまで、わりと土間を広くとってそこを遊べる空間にすることが多かったですが、今回は土間を広く取らない代わりに2階を遊べる空間にしている感じですね。
まだ内装が完成していないですが、家の中の素材のイメージとしてはこのような感じです。
暮らし始めてからお施主さんの家具が入っていくことで、さらにいい雰囲気になると思いますよ。
鈴木:建物形状はシンプルでありながら、中身は遊びの要素が満載。ご家族が楽しそうに暮らす情景が目に浮かびますね。これから家を建てようという人にとって、たくさんのヒントが見つかりそうな気がします。「あ!こんな家づくりがあったんだ!」と。
渡辺さんの家づくりについては、Daily Lives Niigataでも詳しく解説していますので、こちらの記事も合わせご覧ください。