経年変化が魅力!杉材

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お天気の日も増えて春っぽい陽気になってきましたね。
もう少し気温が上がってくれると嬉しい、スタッフ北川です。

先日、自宅にガス屋さんが点検で来てくれた時に「無垢の床はあったかいですねー!既製品とは全然違いますね。」と、ガスの話より床について興奮気味に話してくれました。
そこで、今回はサンカクノイエ2の床材についてちょこっとご紹介します。

サンカクノイエ2 我が家の床材は1F、2Fとも“杉“です。
当初から特にリビングの床材にはこだわりがあり
“SHOPみたいな床がいいー!“と味アリアリの足場板にとても憧れていました。
そんな方、結構いますよね…!?(^^)
そんな希望もあり、リビングと寝室は杉の足場板にしました。
ワイルドかつラフな仕上がりが良かったので、板の上からネジで留めています。

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足場板といっても、表面をキレイに加工してもらったものです。(理想は…工事現場にあるようなザビザビ板でしたが、当時渡辺さんに止められました^^;)

素足で歩いても顔をスリスリしてもなんの問題もありません!

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↑この画像は、住み始めてすぐの頃。まだ、白っぽくきれいな雰囲気。

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↑この画像は7年後。照明の違いはありますが、少しずつ色が出てきて理想に近づいてきています(^^)

 

建設前は、床材について見た目以外興味がなかったのですが、生活する中で四季折々快適に過ごせていることに気づきました。

サンカクノイエに住むまでは賃貸暮らしだったので、当然既製品のフローリングでした。硬くて、冬はひんやり冷たく、夏はペタペタする…。そんな暮らしだったので、違いは歴然!!
足触りは柔らかく、弾力があり疲れにくいです。感動したのは冬!ひんやりかんがなく、暖房が蓄熱されているように温かいんです。梅雨時期から夏にかけては湿気を吸収してくれるので素足でもサラサラで気持ちがいいです。

 杉材のご紹介

  • 特性
    ・柔らかい、温かい、傷つきやすい
    ・空気を多く含むため軽く、断熱性が高い、調湿性が高い
  • メリット
    ・耐水性があり、カビや腐朽にも強く、長持ちする
    ・味わいのある経年変化
    ・入手しやすため安価
    ・傷や凹みはできやすいが加工しやすため、
    表面を薄く削って手軽にリカバリー可能
  • デメリット
    ・傷やシミがつきやすい
    ・隙間ができやすい

 

デメリットにあるように、柔らかいからこそ傷はつきやすいです。
表面を削ったり、多少の凹みでしたら水を含ませ布を当ててアイロンを当てると復元できます。(※実際行うときは、事前に調べてから行ってくださいね!)

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こんな感じです。私のように、傷やシミも経年変化!と汚れていくことも受け入れながら自分だけのオリジナルを作っていきたい方でしたらとってもオススメしたい木材です!

はじめは、見た目だけで決めましたが蓋を開けたらとっても快適LIFE&年々イイ感じに色がついてきて大満足しています。

イエを建てるとき、お部屋のイメージを大きく左右するのは床だと思います。
オイルやワックスで着色してもよし、無塗装で自然の経年変化を楽しむもよし、それぞれの魅力が詰まっているのが“杉材“です。

今回はこの辺で…

今後、サンカクノイエで使われた床材のご紹介もしますね。