こんにちは。6月なのに、夏日和ですね。梅雨はどこに行ったのやら…
今回は、6月の恒例行事 “梅しごと“ ご紹介します。
先日、社長がインスタで家造りについて “楽しみもひっくるめて考えたい“ とコメントしていましたが、スタッフ北川としても、サンカクノイエ2に住んでから家族で楽しめる趣味ができたり季節ごとに楽しめる行事(これからご紹介する内容は、まさに‼︎)ができたり…
新居をきっかけにプライベートタイムの充実と、(年齢にもよるかもしれませんが…)四季を感じる暮らしができるようになりました。
今回は、そんな日常の楽しみをご紹介します。
毎年、6月に入るとスーパーに南高梅が並びます。我が家は、その梅で “梅シロップ“ を作ります!
簡単ですが、作り方をご紹介します。
作り方って家庭によったり、レシピによったりさまざまだと思いますが、うちは今の作り方に落ち着きました。
準備するもの
・南高梅 1kg(だいたいスーパーに並んでいる1袋)
・氷砂糖 1kg
※三温糖、黒砂糖などお好みで
・リンゴ酢(150〜200cc)
・瓶(2~4L)
・ホワイトリカー または アルコールスプレーキッチン用(瓶の消毒用)
瓶は煮沸消毒できれば1番だと思いますが、うちは瓶が大きすぎて入る鍋もないので、家庭で使っている “ドーバー パストリーゼ77“ を使います。
・竹串
・フォーク
(私は今回、梅3kgで 瓶3つ…3.8L、2L×2 分作ります)
工程①
梅を傷つけないように洗います。
2〜4時間ほど水に浸してアク抜きをします。
(※硬く青色の梅はアクが多く含まれているそうです。黄色く完熟した梅はアク抜きは必要ないようです。)
アク抜きを終えた梅をザルやキッチンペーパーにあげて水分をとります。
濡れている梅は、ひとつひとつ拭きます。
工程②
梅のお尻についているヘタみたいなのを竹串等で丁寧に取ります。
取り忘れると、シロップにしている間にゴミや不純物が混じってしまうのかなぁ…
取った後の梅のお尻 ここに水が溜まっている場合は拭いてください。
工程③
梅に竹串やフォークで穴を開けます。
私は、いつも竹串で開けちゃうのですごく時間がかかります。フォークだとスピーディーですね!
穴を開けることで、梅のエキスがでやすくなります。
工程④
用意した瓶にパストリーゼを振り掛けてキッチンペーパーで拭きます。蓋や、パッキンも同様に。
氷砂糖→梅の順番で交互に敷き詰めていきます。(敷き詰めた上が氷砂糖で終わるように)
工程⑤
リンゴ酢をだいたい150cc〜200cc 梅にかかるように流し入れます。
(私は酸味がある方が好きなので2Lの瓶で200cc入れますが、苦手な方は少なくてもいいと思います。)
※酢を入れることで腐敗予防になるので初めてチャレンジされる方はオススメです。
工程⑥
冷暗所で保管です。
漬け始めは、梅が上部にたまりやすくなるため、時々梅に液がかかるように瓶を揺すります。
梅は、空気に触れる時間が長く続くことで腐敗してしまいます。
梅の色が変色することもあると思いますが、それは梅のみが熟したということ(成熟させるエチレンガスが出ている)、酢を入れた場合、酢の酸によっての変色なので問題ないそうです。
ちなみに…梅シロップの梅は絶対に茶色くなるそうです。
その後は、1日1〜2回瓶を回して液を混ぜます。下の方に、氷砂糖が溜まっていると思いますが、瓶を混ぜると砂糖の溶けるスピードも早まります。
我が家のシロップです。10日目の様子。
漬けた翌日には、梅の変色が始まり、1週間くらいでシワシワが始まりました。もう少ししたら取り出そうと思います。
ちなみに…梅シロップは梅の実からエキスが出ると梅がシワシワで固くなります。こうなるのは、青い梅。
完熟した黄色い梅を使うとシワシワにならないそうです。
ご紹介したように、梅に穴を開けた場合も一度シワシワになりその後、穴や切り口からシロップを吸ってシワシワにならないケースもあるようです。
梅のみがパンパンに膨張している場合は、発酵しているかもしれないので消毒した菜箸などで梅を取り出しましょう。そのままにしておくと発酵やカビの原因になってしまうそうです。
経過
1日目
5日目
10日目
10日後には、氷砂糖もだいぶ溶けました。だいたい10日後〜2週間後くらいが飲み頃です。
できた梅シロップは、冷蔵庫で保存します。
今年の夏もこの梅シロップで夏バテ予防しながら頑張ります!
今回は、この辺で…