こんにちは。ようやく春到来ですね!!
春がやってくると、気持ちが庭いじりに向いてしまいます(^^)
今回は、シンボルツリーについてご紹介します。
新居を構えると、庭はなくてもシンボルツリーだけは植えたい!という方もいるくらい、家のシンボル、建物を引き立ててくれる役目があります。
庭のフォーカルポイントになったり、玄関やウッドデッキなどの目隠しとして、また防犯効果も期待できます。
私の自宅も、道路に面して玄関があるので(そういう家は多いですよね)玄関前にシンボルツリー2本植えました。
おかげで、イイ感じに玄関付近が緑になって見た目の雰囲気もイイですし、玄関先で作業していても気になりにくいです。
庭の見た目だけではなく、実際に防犯効果もあるな!と思っています。
ガーデニングをしている家には強盗が入りにくいというデータがあるとTVで言っていました!
イエと共に、シンボルツリーも長いおつき合いになります。そのため、どんな樹木にするか相当悩むと思います…
そんな時に、少しでもご参考になれば嬉しいです!
樹木の選ぶポイント
•常緑樹 or 落葉樹
・常緑樹…一年を通してグリーンの葉を絶やさない。
※新芽時期に古い葉を落とす。種類により1~3年周期で新葉になる。
冬になっても落葉しにくいので目隠しにオススメ。生垣にも最適!
庭の場合、下草が育ちにくい面もある。
・落葉樹…休眠期の冬に全ての葉を落とし、春になると新芽を出す。
葉が明るい色のものが多く爽やかな印象。
春先には下草に陽が当たり、落ち葉は下草の栄養分になる。
季節ごとに楽しみがあり四季を感じれる。
落葉掃除は必要。
•生育力、植栽環境考慮
樹木の大きさ…どのくらい生長し、成長のスピードはどんなものなのかを知る。
ご参考に…
・高木…高さ10mを超えるもの。生長が著しく早く、広い敷地がオススメ
・小高木…5~10m。小さな庭の主木シンボルツリーにオススメ
・低木…1~6m。小スペース向き
・小低木…1m未満。主木の下草などに
•イエとの調和(趣味嗜好、イエの雰囲気・テーマ等)
人気の庭木
•オリーブ
常緑樹 3m~10m 5~6月キンモクセイのような花。
オリーブにはたくさん品種があるようですが、庭木としてオススメの品種。
・シプレッシーノ 庭木として扱うのが最も多い品種 枝が直立して伸びるため横幅が広くなりすぎない。
日向〜半日陰、耐寒性(-3°くらい)。
水はけ、風通しが良い場所に植え付け。
気候の変化にも順応し病害虫に強く育てやすい。
※縦に伸びやすいということで、小さいお庭の方にオススメかと思います。
・ルッカ 成長力があり、横に広がっていく。横幅の樹形を楽しむためにも広いお庭の方が◎
日向 耐寒性(-10°くらい)。
水はけ、風通しが良い場所に植え付け。
寒さや病気に強く育てやすい。
•ユーカリ
常緑樹 10~30m 生長が早いので毎年(こまめに)剪定が必要。
広い庭や、周りのスペースも考えながら植え付け。
日向。暑さに強く、寒さに弱い。
根が浅く、強風に注意。
丸い葉っぱのポポラスが人気!
※自宅にもあります!本当に成長が早いので、剪定しまくりでいつも新しいスワッグを作って飾っています!
•ミモザ
常緑樹 5m超 3~4月黄色の花。適切な時期での剪定が必要。花を咲かせ終えた5~6月の剪定。
花が咲き終えるとすぐに翌年の花芽が出て来てしまうので、時期を間違えて剪定してしまうと翌年の花が咲かなくなってしまう。
日向〜日当たりの良い半日陰。風通しがよい居場所を好む。
リースやスワッグでも人気のミモザなので自家製で作れれば可愛さも倍になりますね!
•アオダモ
落葉樹 自然樹形で10~15m 休眠中の12~2月くらに剪定すれば樹高を抑えられる。成長は比較的ゆっくり。
4~5月 ピュアホワイトの花 ナチュラルな雰囲気。
日向〜半日向。風通しがよく西日が照りつけない場所に植え付け。
•エゴノキ
落葉樹 7~15m 5~6月頃に鈴なりにぶら下がって咲く白い花。
日向〜半日向。暑さ、寒さに強い丈夫な樹木。
※事務所のシンボルツリーです(^^)
•ジューンベリー
落葉樹 3~5m 自然に樹形が整うので刈り込み剪定は必要なし。成長はゆっくり。
水はけの良い場所。花を咲かせて果実を収穫するのであれば、午前中に陽が当たる場所に植え付け。
4~5月開花 6月果実収穫 ジャムに加工可能!
暑さ、寒さに強い。
•ヤマボウシ
落葉樹 5~15m 6~7月に開花。花色は白、ピンク、クリーム色。
秋には実が収穫可能。現代の人はあまり食べたりしないようです。
日向 水はけがよく西日が当たらない場所に植え付け。
自然に樹形が整うので剪定はほとんどいらない。
※自宅にもあります。自宅は、緑がかった白い花なのでナチュラルガーデンの雰囲気です。花が少なかったなと思う年の冬くらいに肥料を撒いたら翌年たっぷりのお花がつきました!
(常緑ヤマボウシもありますが、色々調べてみましたが新潟の冬が乗り切れるか…といった感じです。)
挙げればキリがない庭木ですが、今人気で比較的育てやすいシンボルツリーをご紹介しました。
各家庭により色んな意味があるシンボルツリー。家族、イエと共に育っていく姿を楽しみながらお世話するのも
また新たな楽しみの1つとなりますよ!
今回はこの辺で…